東京マルイMP7A1は、コンパクトで軽い、命中精度まで優秀なエアガンで、サバゲーでは男女を問わず大人気です。
しかし、屋外で使用するにはパワー(初速、飛距離)が若干足りないと感じたりします。
本記事では、大人気のコンパクトマシンMP7を屋外フィールでも楽しく使えるように、初速をアップするカスタム方法を3編で紹介します。
筆者のMP7にカスタムしているパーツを紹介しますので、ぜひ御覧ください!
※本記事はVol.2編です。
電動MP7のスプリング交換
スプリングはエアガンのパワー(初速)アップにおいて、とても直接的に働き、もっとも重要なパーツだと言っても過言ではありません。初速アップの根本的な役割を担うパーツです。
電動MP7の初速アップ・カスタムに使用できる強化スプリングは何点ほどありますが、多くのユーザーに選ばれているのはこの2つです。
- ライラクス製パワースプリング
- アングス製EXパワースプリング
ほとんどのMP7カスタムユーザーに選ばれているので、安心感があります。
短いほうがLayLax製CMG用パワースプリングです。
長い方がアングス製CMG用EXパワースプリングです。
※アングススプリングは間隔が短い方がスプリングガイド側の方向になります。
MP7の初速アップだけを考えると、アングス製のEXパワースプリングの方がポテンシャルは高いですが、メカボへの負担が心配な方は、バランスが取れているLayLax製のNine Ballパワースプリングが良いです。
筆者の場合は、最初はライラクス製のスプリングを使用しましたが、屋外フィールドでの使用において、もう少し初速を上げたかったので、今はアングス製のスプリングに変更しました。
強化スプリングが初速アップの基本になりますので、MP7の初速を上げたり方は是非トライしてみてください。
アマゾンのレビューも参考にお願いします。
※MP7のメカボックスを開けるためにはT6トルクドライバーが必要です。
T6トルクドライバーを単品で買うこともOKですが、このようにセットの工具を買うと、MP7のメカボックスを開けるためのT6トルクドライバーだけではなく、他のメカボックスを開けるためのT10トルクドライバー、六角レンチドライバーなどがセットに揃えるのでお得です。
- 使用工具:精密ドライバーセット
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電動MP7のスプリングガイド交換
初速アップのカスタムで強化スプリングを使用する際には、強化スプリングガイドも一緒に使用することが一般的です。
強化スプリングガイドは、高強度の素材で作られているので、強化スプリングの強さに耐えられます。
また、スムースワッシャーによりスプリングの力をより引き出すことが期待できます。
- 使用パーツ:ライラクス製スプリングガイド
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電動MP7のピストンヘッド交換
MP7だけではなく、ほとんどの電動ガンの初速アップカスタムで、ピストンヘッドの交換は、意外と(?)重要です。
本来のピストンヘッドの役割は、シリンダーの中で前進するピストンによって、エアーをノズルまでに出すことです。
ピストンヘッドにおいて重要なポイントは、こちらの2点です。
- 前進時の気密性
- 後退時の後方から吸気
ピストンヘッドにある「穴」と「ゴムOリング」がそのポテンシャルをアップしてくれます。
発射(前進)する時は、できるだけ多くのエアーを押し出した方がパワーアップに繋がります。
この時、ピストンヘッドがエアーを押すと、穴に空気が入ることで、Oリングが広がり、シリンダー内壁に密着し、気密性がアップします。⇒初速アップ
発射直後(後退)は、ピストンが後方に戻りながら、気密性が原因で前方からの空気を少し吸ってしまう可能性があります。
このような前方吸気が発生るすると、インナーバレル中で発射中の弾や給弾される弾の安定にネガティブな影響が発生して、精密精度にマイナスになります。
でも、ピストンヘッドの穴があることで、後方からの空気を通しながら(後方吸気)後退することができます。
マルイ純正MP7のピストンヘッドの穴は3つですが、LayLax製のピストンヘッドは穴が6つあるため、
①前進時の気密性、②後退時の後方から吸気の性能 が純正より上がるので、初速アップカスタムの効率が良くなります。
※シリンダーヘッド、シリンダー、ピストンヘッドは、内径が微妙に違うとエアーロスの原因になりますので、同じブランドのパーツを使うことをおすすめします。
- 使用パーツ:ライラクス製ピストンヘッド
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Vol.2では、主にMP7のパワーアップに繋がるパーツを紹介しました。
パワーアップによる破損を防ぐ耐久性アップパーツとカスタム結果はVol.3で続きます。
(2020.04.02) |
MP7カスタム関連記事
【前編】電動MP7 初速アップ・カスタム方法(Vol.1:チャンバー周り編)
【後編】電動MP7 初速アップ・カスタム方法(Vol.3:耐久性アップ&カスタム結果編)
【まとめ】電動MP7 初速アップ・カスタム方法の完全まとめ(最大92m/s)
※エアガンのカスタムに関する注意事項
- 本記事のカスタム内容は、ウェブサイトや専門ショップの情報などを参考にした個人的な見解&実験結果ですので、参考までにお願いします。
- 同じパーツを使っても、各エアガン&パーツによる個体差があります。
- エアソフトガンは法律規定があり、0.2gのBB弾使用時(直径6mm)での初速は最大98m/s(0.989J)までとなっています。
- カスタム後には必ず弾速チェックを行ってください。
- 規定値を超えた物は違法銃になりますので、ご注意ください。
- フィールドによっては安全の為に更に弾速規定が設けられていますので、事前にフィールドレギュレーションの確認をお願いします。
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